パンニャ・メッタ学園

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PM学園雨の日の校舎内での朝礼
 大都市ナグプール市には、たくさんの出稼ぎ労働者とその家族が田舎からやってきます。父親は工事現場で肉体労働をし、母親は家政婦の仕事をして生計を立てている人が多いのですが、衣食住の基本生活にもままならないほどの稼ぎしかなく、我が子の学資を出す余裕もなく、子供たちに教育を受けさせることもできずに家に放置されることが大半です。
 パンニャ・メッタ・サンガでは、これらの子供たちに教育を受ける機会を与えることを通じて、将来のインド社会に貢献できる人材の育成に努めています。

◇ 一隅を照らす幼稚園
 1995年6月、両親が共稼ぎのために情操教育を含む教育から疎遠状態にある状況を改善すべく、「タイ二・キッド幼稚園」として開園されました。
 99年6月4日、天台宗一隅を照らす運動本部総本部の支援を受けることになったのを契機に「一隅を照らす幼稚園」と改名。
 現在150人の園児が通っています。

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2003年建設の「一隅を照らす学生寮」看板
◇ MIYAKO中学校
 昨年7月に校舎が完成し、現在州政府に許可を申請中。近日中に1クラス40人で5年生から10年生までの共学中学校を公式に開校予定。

◇ SAKITAMA小学校
 2002年6月より約50人の生徒で開校。MIYAKO中学校の校舎を朝昼2部制にして使用しています。
 両校とも、対象は、一隅幼稚園と同じような状況におかれている生徒たちです。