巡回医療活動

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被災地における巡回医療活動
 インドで救急車を購入することはまだまだ難しいことですが、日本の大阪オカリナからの援助で救急車を購入・活用して、ナグプール市の東南400キロの原住部族が居住する地域に分け入って、医療福祉活動を展開しています。
 この地域は我々がテレビなどで目にするアフリカの状況と何ら変わらない所で、教育・医療など、現代社会から隔離された状態にあります。
 この県には1500強の村がありますが、雨期の間の4ヶ月近く、900以上の村が通行不可能になります。
 このプロジェクトは、医者、看護婦などが救急車で日を決めてこの地域の村々を巡回し、初期的な治療投薬は現場で行い、手に負えないものに関しては、50キロ離れた病院や都市部の総合病院に移送します。  救急車1台の活動で初歩的なものですが、10万人以上の患者が治療を受けられることになり、これまでにない医療成果の実績があがっています。