マハサマディ婦人会

 1997年4月8日に発足されたこの会は、インド社会における女性たちの地位向上をはかるために、月1度パンニャ・メッター協会のメンバーが各地方の市町村を廻って、女性の抱えている悩み事や問題点の相談に応じたり、その対策のための意見交換をすることを主な活動としています。
 また、年2回、定期会員総会を禅定林を会場にして開催し、パネルディスカッションを開いて女性たちにとって重要と思われる議題について討論したり、専門家の講師を招い講演会を開催し、女性が妻として母としての地位を獲得する上での知識を学習したりしています。
 これまではインドの女性の多くは人の話を聞くだけの立場にありましたが、このような運動に参加することよって、自分の意見が女性の地位改善への寄与できると、大変喜こんでおられます。  このような女性による地位改善運動は、これまでのインド社会には見られなかったもので、今後この婦人会運動がさらにインド社会で注目され、実際の効果を産んでいくでしょう。