パンニャ・メッタは「宗教社会法人」ということですが、どういう組織ですか?
「パンニャ・メッタ・サンガ(PMS)」は、以前は「印日仏教友好協会」という名称で、1982年12月5日に産声をあげました。発足当時はインドと日本の関係だけなのでこの名称でよかったのですが、15年以上の活動の中で諸外国とも関係ができてきて、名称そのものに意義・意味がないと継続が困難になるだろうとの考えから2年前に「パンニャ・メッタ・サンガ」に変更しました。
「パンニャ」とは智恵、「メッタ」とは慈悲です。智恵とは、人間としての理を知り、日常生活に反映することができることを言い、慈悲とは、苦しみ悩んでいる人を心底理解し、その苦悩に同感し、苦悩を癒そうとする働き。同じ目線で人と人との触れ合いを重んずる行為です。自分本位もしくは見返りを期待しての行為ではなく、智恵と慈悲の心をもって活動をすることができれば、現代社会が抱えている問題の多くが解決すると考えています。
「宗教社会法人」ですが、日本では、宗教・社会福祉・医療などそれぞれ法人格が分かれていますが、インドではそれぞれの州、ナグプールならマハラシュトラ州の慈善事業監督委員会にどのような活動をしたいのかを申請して許可をもらうような制度になっています。
パンニャ・メッタ・サンガは、宗教・社会福祉・学校・医療関係の慈善事業の許可を、1982年12月5日に取得しました。毎年3月31日付で監督委員会の監査を受け、年度末の決算も監督署に提出しています。この両方がなければ即刻認可が却下されます。
現在、パンニャ・メッタ・サンガは、ナグプールに本部があり、ナグプール支部、ドンガルガル支部があります。本部には会長・副会長・事務総長・会計の他3人、合計7人で構成されていて、3年ごとに選挙が行われます。支部には理事以外に多くの活動支援者が名を連ねています。
パンニャ・メッタの運営資金は?
パンニャ・メッタ・サンガには、公式な日本側窓口として「パンニャ・メッタ協会日本委員会」があります。
日本委員会では、ホームページと毎年2回発行する会報の広報活動や運営資金の調達をしています。また理事および関係諸氏がそれぞれの寺院・職場・個人で広報および支援活動にご協力下さっています。
皆さま方にお願いしている財政的支援方法としては、下記の3種類があります。
Aサポーター=個人で年間1口1万円(何口でも可能)を定期的に支援して下さる方
Bサポーター=個人で金額および定期・不定期にかかわらず支援して下さる方
Cサポーター=団体で定期的もしくは不定期的に支援して下さる方
郵便振替:00950−0−10281 「PMJパンニャ・メッタ協会日本委員会」
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