環境や国際貢献など議論    きょうまで全日本仏教徒会議
 第39回全日本仏教徒 会議滋賀大会(全日本仏 教会、滋賀県仏教会主催) が16日、大津市の大津プ リンスホテルで開幕し た。17日まで。全国から 集まった僧侶らが、環境 などをテーマとした分科 会などに参加し、議論を 交わした=写真。
 伝統仏教の教団・宗派 による全日本仏教会の大 会で、今大会のテーマは 「出会い 緑を生き、伝 えるわれら」。開会式の 後、「いのち 取り巻く 環境」▽「仏教徒による 国際貢献」▽「仏教にみ る男女社会参画につい て」▽「現代の政治を考 える」−の4分科会と 加盟団体代表者会議に分 かれた。
 「環境」の分科会は琵 琶湖の生態系を通じて子 孫に残す環境を考える」 がサブタイトル。座長の 武村正義・元蔵相と奈倉 道隆・四天王寺国際仏教 大大学院教授(保健学、 仏教学)らのパネリスト が、琵琶湖の富栄養化や 地球温暖化などについて 語り合った。
 「国際貢献」の分科会 では、タイを基盤に活動 してきたシャンティ国際 ボランティア会(旧曹洞 宗国際ボランティア会) の秦辰也専務理事や、イ ンドで教育支援活動など をしてきた天台宗僧侶、 サンガラトナ・マナケさ んらが体験から今後の支 援活動のあり方などを論 じた。
 17日はびわ湖ホール (大津市)で、西川きよ し・元参院議員の講演な どがある。     【服部正宏】
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