主な活動の概要

 パンニャ・メッタ協会の行っている宗教・福祉・教育・医療・生活の支援活動の概要です。
 詳細は、左のメニュー【活動内容】のそれぞれの項目をご覧下さい。

 1,禅 定 林 
 1982年12月5日にパンニャ・メッタ・サンガの前身である 印日仏教友好協会が発足し、1987年2月6日にインド仏教 の再生を目指して禅定林が建立されました。
 2000年12月10日には仏跡庭園が落慶し、連日平均100人以上の人達が参拝 に訪れています。
 現在、天台宗東海教区等の支援により、僧坊を建設中。
 また、大本堂建立事業立ち上げ事業が叶い、2003年11月6日には建立委員会が発足、2007年2月8日の落慶が予定されています。

 2,パンニャ・メッタ子供の家 
 1992年に男子4人女子3人で孤児院を開園し、様々な宗教、民族、貧富、カースト(身分差別制度、インドが現在も抱える最大のガン)等の壁を 越えて全員が兄弟姉妹として生活を営んでいます。

 3,パンニャ・メッタ図書館 
 蔵書約5千冊を有し、特に新聞を読むために毎日100人前 後の人達が利用し、インドがすすめている識字運 動の一端を担っています。

 4,一隅を照らす幼稚園 
 ナグプールという都市部へ出稼ぎに来た家族の両親が共 稼ぎのため、幼児が情操教育を含む教育から疎遠状態に ある状況を改善すべく開園されました。現在150人の園児が 通っています。

 5,MIYAKO中学校 
 昨年7月に校舎が完成し、現在州政府に許可を申請中。
 近日中に1クラス40人で5年生から10年生までの共学中学校を公式に開校予定。

 6,SAKITAMA小学校 
 2002年6月より約50人の生徒で開校。MIYAKO中学校 の校舎を朝昼2部制にして使用しています。
 両校とも、対象は、一隅幼稚園と同じ様な状況におかれている生徒た ちです。

 7,プラジュニャギリ(智慧山)大仏 
 人間のみならず一木一草をも含めた全ての幸福・平和を祈念して、1998年2月6日に釈迦牟尼大仏を落慶。記念法要には40万人を超える参拝者があり、民衆の心を癒す聖地になっています。

 8,作文コンテスト 
 毎年秋頃に開催され、その年に問題視された宗教・社会・ 文化等を題材に、年齢制限は設けていないが、特に青少 年の参加を期待しています。

 9,国際ボランティアキャンプ 
 1994年より冬休みを利用して約2週間パンニャ・メッタ 子供の家で、日印両国学生の親交を深めるべく行われています。

 10,マハサマディ婦人会 
 婦人の啓蒙及び社会的地位の向上を願い、講演会・研修 会を行なっています。また、年に数回、協会関係者が個別に 村々を訪問し、意見交換を行っています。

 11,DAWN(夜明け)英語学院 
 特に卒業試験が難しい10年生と12年生のために図書館の 一室を開放し、24時間何時でも勉強できる環境と教材を 提供していいます。さらに、教師が毎日2時間ずつ英語の補習 授業を行っています。

 12,原住部族居住区における巡回医療活動 
 古代さながらの生活をし、通院するのに数時間もかかる 地域において巡回医療活動を展開。初歩的なものに関し ては車内で治療投薬し、手におえないものに関しては町 の公立病院に搬送し治療してもらっています。

 13,1日診療所 
 パンニャ・メッタ・サンガ発足日を記念して、毎年12月5日に 子供の家で20人前後の専門医による一日診療所を開設 し、1日で3,000人以上が診療、投薬を受けています。

 14,インド大地震における救援活動 
  • 教育−学校建設
     2001年1月26日の記録的な地震によってインド西部グジャラート州ブージ地方では多くの小学校が全半壊しました。
     小学校2校復興建設し、天台宗・一隅を照らす運動総本部の支援により、2003年2月には学生寮が完成しました。

  • 生活−井戸掘削
     それまでも数キロメートル先から生活用水を運んでいた村が、大地震によってその状況が余計ひどくなました。
     これらの村に清水寺ネットワークの支援によって、4基の井戸を掘削しています。

  • 医療−巡回診療
     被災地の村々を巡回医療し、1日に3〜5の村を回り100人以上の患者を診察・投薬する活動を2年間継続しました。